同行二人
- 心のお祓い寺参拝事務局

- 18 時間前
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本日のお話は…
同行二人について!
「ありがたや
高野の山の岩かげに
大師はいまだ
おわしますなる」
この歌は
比叡山延暦寺(ひえいざん えんりゃくじ)の
座主であられた
慈鎮(じえん)和尚の作です。
他宗の高僧が
弘法大師を称えて詠まれたということは
その教えが
宗派を越えたものであること
そして
どれほど多くの人に
信仰されていたかを
表しています。
弘法大師空海は
今も高野山にて
大日如来と一体となり
入定されていると伝えられています。
つまり
お大師さまは
今も生きて
私たちを見守ってくださっている
ということです。
「同行二人(どうぎょうににん)」
四国八十八ヶ所のお遍路で
よく見られる言葉ですね。
この意味は
常に弘法大師がそばにいる
あなたは一人ではない
という教えです。
不安にならなくてもいい
常に共にいてくださる
ということです。
お大師さまは
ご入定の際
弟子たちにこう伝えられました。
「虚空尽き
涅槃尽き
衆生尽きなば
我が願いも尽きなむ」
宇宙が尽きるまで
悟りを求める者が尽きるまで
すべての命が救われるまで
その願いは尽きることはない
という誓いです。
そして
「私に会いたくば
遍照金剛と唱えなさい
すぐそばに行き
その人と共にある」
そう言い残し
深い瞑想に入られました。
私たちは
時に孤独を感じます。
ですが
本当は
一人ではありません。
ご先祖さまや神仏は
常に寄り添い
見守ってくださっています。
だからこそ
手を合わせる心を
持つことが大切です。
目に見えなくても
祈ることで
その存在は
ご縁として現れます。
それは
大切な人の言葉かもしれない
ふと手に取った本かもしれない
テレビの一場面かもしれない
風の音や
波の音
ふと感じる香り
目に入る景色
あらゆる形で
導きは存在しています。
すべては
気づくかどうか。
「仏法遥かに非ず
心中にして即ち近し
真如外に非ず
身を棄てていずくにか求めん」
仏の教えは
遠くにあるものではなく
自分の心の中にある。
真理もまた
外ではなく
自分の内にある。
私たちは
外に答えを求めがちですが
本当は
すでに持っているのです。
探し物が
意外と近くにあった
そんな経験はありませんか?
幸せも同じです。
遠くにあるのではなく
すでに
あなたの中にあります。
気づくだけでいい。
それだけで
世界の見え方は変わります。
合掌